冬前になると『スタッドレスタイヤ』にタイヤを交換する方が多いと思います。ここでは
- 初めてスタッドレスタイヤを購入する
- 古いスタッドレスタイヤから新調したい
このような方に向けて本記事では、最新のスタッドレスタイヤの情報と、スッドレスタイヤに関する必ず覚えておきたい知識を紹介します。
スタッドレスタイヤとは
スタッドレスタイヤは、積雪路面や凍結路面など氷や雪に対して適した性能を重視したタイヤです。
スタッドレスタイヤの特徴
ノーマルタイヤと比べゴム質が柔らかく接地面には細かいサイプ(溝)がいくつもあります。これにより凍った路面をしっかり掴み、滑りにくくブレーキや加速時の走行安定性が向上します。
使用限度はプラットホームで確認
ドライバーの約8割が知らないと言われる『プラットホーム』はスタッドレスタイヤの使用限度を示すサインで、タイヤが50%摩耗したことを確認する段差です。
『プラットホーム』が露出したタイヤでは、積雪路面でのブレーキ性能や凍結・シャーベット路でのスリップの危険が高まります。
スタッドレスタイヤの製造年数について
スタッドレスタイヤの製造年週を気にされる方も多いと思いますが、適正な環境に保管されていたタイヤであれば2シーズン前のタイヤでも製造年が新しいタイヤと同等の性能を保つことが確認されています。
※タイヤ公正取引協議会タイヤメーカー6社の協力を得て検証試験を実施
おすすめのスタッドレスタイヤを紹介
ブリヂストン ブリザックVRX3
『想像を超える性能』しっかり曲がる・止まる
スタッドレスタイヤの代表格ブリヂストン【ブリザックVRX3】は高い総合性能はそのままに氷上性能・ライフ性能・効き持ちの3つの性能が秀でています。①毛細管現象を用いて氷上グリップの向上②新トレッドパタンが従来品より摩耗ライフ17%向上③フレキシブル発泡ゴムで4年使用後も性能が落ちにくい。価格は高いですが絶対に満足できるタイヤです。スタンダードシリーズのブリザックVRX2もあります。
私が試乗した感想は『静粛性の高さ』静かで乗り心地も良いのがGOOD
ヨコハマ アイスガード7
人とAIの協奏から生まれたウルトラ吸水ゴムが効く
ヨコハマのスタッドレスタイヤ【アイスガード7iG70】は新規素材採用の「ウルトラ吸水ゴム」が氷表面の水膜を吸水し氷にしっかり密着。さらに氷を噛み込む効果も発揮して徹底的に滑りを起こさない工夫がしてある。「オレンジオイルS」がゴムのしなやかさを維持し約4年後も摩擦力の低下は少なく長持ちに貢献する。スタンダードシリーズのアイスガード6 iG60もあります。
私が現在使用しているタイヤです。性能・ライフ・価格と総合的バランスが優れています
ダンロップ ウィンターマックス03
日本全国で満足度95%を獲得したタイヤ
ダンロップのスタッドレスタイヤ【ウィンターマックス03】は「ナノ凸凹ゴム」「掻き出す溝」「高密度ゴムの採用」で日本の冬をより安全に過ごすための安全性能が充実。実際に利用されたタイヤのプロから一般の方からの満足度は脅威の95%を獲得。冬の多様な路面コンディションにも対応し総合バランスに優れており、静粛性の評価も好評。スタンダードシリーズのウィンターマックス02もあります。
比較的に購入しやすい価格なので沢山のドライバーに選ばれています。
トーヨー オブザーブ・ギズ3
独自の鬼クルミ殻配合と新技術の融合
トーヨーのスタッドレスタイヤ【オブザーブ・ギズ3】は20年以上培ってきた独自の技術である鬼クルミ殻を配合。タイヤのゴム質を柔らかくする「高密度ゲル」や、炭素を含む「サステナグリップポリマー」を配合した新技術も投入。タイヤ溝のパターンも刷新し、アイス制動性能は従来品より22%短縮しています。スタンダードシリーズのオブザーブ・ギズ2もあります。
鬼クルミ殻は氷よりも硬いので、アイス路面をしっかり捉えます。
グッドイヤー アイスナビ8
さらなる雪道性能とロングライフを両立したタイヤ
グッドイヤーのスタッドレスタイヤ【アイスナビ8】は冬道性能を向上させつつ、長く使えることをコンセプトに開発したICE NAVI8。ICE NAVIシリーズ初の左右非対称パターンの採用とコンパウンドの改良により、氷上ブレーキ・コーナリング性能とライフ性能の両立を実現しました。スタンダードシリーズのアイスナビ7もあります。
私が以前装着していたアイスナビ7からロングライフの印象は強いです