【2024年】シーンで選ぼう!SUV用タイヤおすすめ10選

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近年のSUVブームによりメーカーから多くの新型車が発表され、街でSUVを見る機会が増えました。

SUVの台数が増えると使用用途や運転条件も多様になり、ユーザーの期待に応えるようSUV専用のタイヤも豊富になってきました。

本記事では、ここで紹介するすべてのタイヤを取り扱ってきた経験のある筆者が、国産メーカーのSUV専用タイヤをシーン別にてご紹介していきます。

※SUVがターゲットなのでM/T(マッドテレーン)タイヤは省略

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SUV専用タイヤとノーマルタイヤの違い

SUV専用タイヤが必要な理由としては、車重や走行条件が一般的な車と違うこと。さらにSUVは車両価格も高く、ユーザー自身が高品質なタイヤを求めていることも要因となっています。

黒い欧州車
SUVは車重もありタイヤへの要求が高い

専用設計で頑丈な造り 

SUV専用タイヤはSUV(スポーツ・ユーティリティ・ビークル)の特性や要求に合わせて設計されています。通常のノーマルタイヤよりも頑丈な構造を持ち、重い車両や不整な路面に対応するために補強されています。

快適性と静粛性も考慮

 SUVの純正装着タイヤの基本スペックは非常に高く、市販品も乗り心地の快適性を向上させるために特別な設計が施されています。不整な路面でも振動を吸収し、静粛性を高めることで、快適な乗り心地を提供します。

荷重耐性・摩耗耐性を向上

 SUV専用タイヤはSUVの大きな荷重に対応するため、高い耐荷重性を持っています。これにより、多人数や重い荷物を積載した状態でも安定性を維持し、タイヤの偏摩耗を抑制し安全な走行を支援します。

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SUVタイヤ性能一覧

〈オンロードタイヤ〉

SUV用オンロードタイヤ
見た目もスッキリ&ブロックが細かい

主に街乗りメインの場合は、オンロード向けのSUV専用タイヤをおすすめします。快適性・低燃費&ウェット性能に優れているので、街中でも安心して運転できます。

オンロード向けタイヤサイズ低燃費性能ウェット性能特徴
アレンザ00116〜21インチA〜Ba〜b運動性能重視
アレンザ LX10015〜22インチAc静粛性重視
ブルーアースXT AE6116〜20インチAa雨に強い
プロクセス CL1 SUV16〜20インチAbロングライフ

〈オールテレーンタイヤ〉

オールテレーンタイヤ
ゴツゴツした見た目&ブロックが大きい

日本語では『全地形型タイヤ』とも呼ばれ、オンロード&オフロードの走破を可能としたタイヤです。M+S(マッド&スノー)の表記があるタイヤは泥・雪にも対応。

オールテレーンタイヤインチオンロード性能オフロード性能特徴
デューラー H/L85015〜19インチ静粛性重視・浅雪対応
グラントレック PT515〜20インチ2023年最新のSUVタイヤ
オープンカントリー A/TIII15〜20インチスノーフレークマーク取得
グラントレック AT515〜19インチ高いウェット性能
ジオランダー X-AT12〜20インチ選べるデザインが人気
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おすすめのSUVタイヤを紹介

オンロード専用・低燃費タイヤ

ブリヂストン アレンザ001

ブリヂストン アレンザ001
出典:ブリヂストンより

SUV専用のオンロードスポーツタイヤ

アレンザシリーズの第一弾として登場した『アレンザ001』は、オンロードにおいて高いドライ&ウェット性能を実現。BMWやアウディの欧州車をはじめ、国産の新車装着タイヤとしても採用されています。静粛性においては『アレンザLX100』に軍配が上がりますが、ハンドリングの応答性が高くスポーツタイヤの持ち味であるキビキビとした運転が可能です。

【公式チャンネル】SUV専用設計タイヤ ALENZA×石浦宏明選手

ブリヂストン アレンザ LX100

ブリヂストン アレンザLX100
出典:ブリストンより

高い静粛性を備えたSUVプレミアムタイヤ

アレンザシリーズの第二弾として登場した『アレンザ LX100』は、高い静粛性と乗り心地の良さが特徴のプレミアムタイヤ『REGNO(レグノ)』の技術を継承。耐摩耗性も『アレンザ001』『デューラーH/L850』より優れています。さらに摩耗時でも高い静粛性を維持するため、新たなトレッドパタン技術を採用。

【公式チャンネル】SUV専用設計タイヤ ALENZA×立川祐路選手

ヨコハマ ブルーアースXT AE61

ヨコハマ ブルーアースXT
出典:ヨコハマタイヤより

SUV専用もウェット性能最高ランク【 A 】取得

ヨコハマタイヤの大人気ブランド・ブルーアースシリーズのSUV専用タイヤ。オンロード向けとして剛性を上げてハンドリング性能を向上。AE61の全サイズがウェット性能【A】であるので雨の日も安心。さらに新しくタイヤを選ぶ基準となる『低車外音タイヤ』の基準も全サイズクリアしています。

【公式チャンネル】YOKOHAMA 「BluEarth-XT AE61」

プロクセス CL1 SUV

トーヨー プロクセスCL1
出典:トーヨータイヤより

ロングライフと静粛性能を両立したSUVタイヤ

筆者も愛用しているトーヨータイヤ。交換後のタイヤを経過観察しても、タイヤ溝の摩耗が少ない印象を受ける。専用設計のため偏摩耗も起きにくいうえに、静粛性能も旧モデルのCF2と比較すると、パターンノイズを22%も削減。上記3つのタイヤより価格もお手頃なのがGOOD。

PROXES CL1 インプレッション動画 引用:TOYOTIRES

オールテレーンタイヤ・全地形対応

デューラー H/L 850

ブリヂストン デューラーH/L850
出典:ブリヂストンより

静かさと力強さを兼ね備えたSUVタイヤ

ブリヂストンの四駆タイヤの『DUELER(デューラー)』の中でも、静粛性能に優れるH/Lシリーズ。四駆×ラグジュアリーという反するようなイメージを組み合わせ、H/L(ハイウェイ・ラグジュアリー)というコンセプトがアメリカをはじめ世界中でヒットしました。H/Lは、オフも少し走れるけれども、主体はオンロードというタイヤです。

DUELER 開発ストーリー 引用:BRIDGESTONE

グラントレック PT5

ダンロップ グラントレックPT5
出典:ダンロップより

都市のSUVが、グンと走りやすくなる

2023年最新作のSUV専用タイヤ。都市部のようなオンロードでの走行を想定して、タイヤの接地面積を改善し操縦安定性・ウェット性能を強化。オフロードの走行は苦手ではあるが、荒れた路面や浅雪対応の十分なグリップやトラクションを発揮することを示すM+S規格に適合しています。

SUV用タイヤDUNLOP「GRANDTREK PT5」新発売 引用:DUNLOP

オープンカントリー A/T III

トーヨー オープンカントリーA/TⅢ
出典:トーヨータイヤより

スノーフレークマークを取得した全地形型タイヤ

トーヨータイヤのオープンカントリーシリーズ。全8種の中でも『A/TIII』はさまざまな路面へ対応可能であり、さらにサイズ展開も豊富。高速道路などの冬用タイヤ規制にも対応しているスノーフレークマークを取得しているので安心です。しかし過酷な積雪や凍結路面にはスタッドレスタイヤをおすすめします。

OPEN COUNTRY A/TIII インプレッション動画 引用:TOYOTIRES

グラントレック AT5

ダンロップ グラントレックAT5
出典:ダンロップより

オン・オフどちらもバランスよく走破可能

SUVユーザーの多種多様なニーズに応え、オンロードでのウエット性能や高速操縦安定性と、オフロードでの高いトラクション性能を高次元で両立。オールテレーンタイヤらしい力強いトレッドとショルダーデザインを採用。見た目もワイルドかつアクティブな印象がGOOD。

【公式チャンネル】SUV用タイヤ「GRANDTREK AT5」インプレッション

ジオランダー X-AT

ヨコハマ ジオランダーX-AT
出典:ヨコハマタイヤより

アグレッシブなブロックデザインを求める方へ

オールテレーンタイヤの中でもタイヤのブロック形状がで凸凹しているのが特徴。耐摩耗性やサイド部の耐カット性を確保しつつ、デザインにこだわったタイヤです。トレッドデザインが伸張した形で大きいブロックをサイド上部まで展開。両側(表と裏)で異なるサイドデザインを採用しており、好きなデザインを選べます。

【公式チャンネル】「GEOLANDAR X-AT」プロモーションビデオ

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まとめ

SUV専用タイヤは主に一般道路や高速道路での走行に適しており、快適性と安定性を重視しています。

オンロード向けタイヤサイズ低燃費性能ウェット性能特徴
アレンザ00116〜21インチA〜Ba〜b運動性能重視
アレンザ LX10015〜22インチAc静粛性重視
ブルーアースXT AE6116〜20インチAa雨に強い
プロクセス CL1 SUV16〜20インチAbロングライフ

一方、オールテレーンタイヤはオンロードとオフロードの両方で優れたトラクション性能を発揮し、悪路走行やアウトドアアクティビティに適しています。

オールテレーンタイヤインチオンロード性能オフロード性能特徴
デューラー H/L85015〜19インチ静粛性重視・浅雪対応
グラントレック PT515〜20インチ2023年最新のSUVタイヤ
オープンカントリー A/TIII15〜20インチスノーフレークマーク取得
グラントレック AT515〜19インチ高いウェット性能
ジオランダー X-AT12〜20インチ選べるデザインが人気

快適なカーライフのためにもタイヤ選びの際には、自分の運転ニーズや道路状況に合わせて考慮することをおすすめします。

最後までご覧いただきありがとうございました。

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