花粉の時期(スギなどは春頃、イネなどは初夏〜)になると、車のボディーやガラスにうっすらと花粉が乗っているのを見たことはありませんか?黄色の小さな粉がクルマ全体を包み込んでしまいます。
花粉をそのままにして雨で濡れた場合、花粉の中から「ベクチン」という粘り気のある物質が出てきます。これがボディーを痛める原因となリます。
黄砂は花粉と比べ色が白く、クルマ全体が砂埃をかぶるような見た目が特徴です。
砂なのでザラつきがあり不用意に拭き取ってしまうと、塗装やコーティングにキズがついてしまいますので注意が必要です。
そこで今回は、クルマにとって天敵である花粉と黄砂の被害を抑えるための対策方法とアイテムをご紹介します。
定番の対策方法や、私も使っているアイテムを紹介します!
こまめな洗車と保護が最重要
まず最初にたっぷりの水で洗い流す
クルマについた花粉や黄砂が残ったまま、洗車を開始することはNGです。花粉はベタつきが取れずに残ってしまったり、黄砂の上から洗車を行うとキズがついてしまいます。
節水も大切ですが、まずはしっかりと水で洗い流してから洗車を開始しすることが最重要です。
カーシャンプーを使えば洗車効率UP
花粉や黄砂の被害を受けたときの洗車は水洗いだけではなく、カーシャンプーを使って洗車しましょう。しっかり泡立てることにより洗浄効果もアップし、洗車キズの発生を抑えます。
ボディコーティングで汚れの付着を防ごう
洗車後は可能であれば、ワックスではなくボディーコーティングの施工をおすすめ。濡れたままのボディーにコーティング剤をスプレーし拭き上げるタイプでOK。
ボディー表面に皮膜を作り汚れの付着を防ぎます。静電気の発生を抑えるコーティング剤であれば、より効果的です。こまめな洗車とカーケアを行い車の被害を最小限に抑えましょう。
ボディーカバーの活用で徹底ガード
手間はかかるがボディーカバーの効果は抜群、毎日でなくとも花粉や黄砂の多い時期に使用するとシミ・キズの被害を抑えられます。
車種専用タイプ・汎用タイプ・簡易タイプと様々ありますので、使用環境にあわせて選んで下さい。
車内に入った花粉は素早く除去
エアコンフィルターは1年に1回の交換
クルマのマスクとも言われるエアコンフィルターの定期的な交換は、車内の花粉対策として重要な項目です。
エアコン吹き出し口からの風は車内・車外の空気を取り込み、必ずエアコンフィルターを通過します。1年で結構汚れますのでフィルターの能力が落ちる前に交換しましょう。
価格は3,000円〜5,000円程で1年・または10,000km毎の交換を推奨します。
車載用空気清浄機でいつも快適
近年、売り上げが好調な車載用の空気清浄機。車内のにおいを取り除くのはモチロン、花粉の除去にも対応したモデルもあります。
さらにイオン発生装置付きは、落ち着ける運転環境をサポートしてくます。重度の花粉症であれは意識がボーッとしたり、運転中のくしゃみなどは大変危険なので備えておくと安心です。
クルマ用ウェットシートや花粉除去スプレーを活用
静電気による花粉の付着を予防するウェットシートの活用や、カーメイトのドクターデオD178は車内にスプレーするだけで花粉を97%以上除去してくれるアイテムもあります。花粉が辛い時期に用意しておきましょう!
その他の花粉対策
- 乗車前は頭髪や服の花粉をはたき落とす
- エアコンは内気循環モードに設定
- 運転中は窓を開けないようにする… など
まず、車内に侵入させないようにすることが大切ですね
まとめ
では今回の【花粉と黄砂】車への対策方法&アイテムを紹介のまとめです。
最後までご覧いただきありがとうございます!