車の冬支度は大丈夫?トラブル回避のメンテナンス7選を紹介

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クルマの冬支度情報・トレンド

夏はクルマにとって過酷な季節。今年の夏もいつも通りに走ってくれて、エアコンが効いた車内には本当に感謝です。

しかし過酷な夏を超えたクルマには、ドライバーが気付きにくい疲労が蓄積されています。

本記事を読むメリット

  • 冬に向けてのメンテナンス方法を理解できる
  • 予防整備を行うことで高額修理を回避できる
  • 降雪や氷点下による不足の事態に対応できる

本格的な冬がくる前に、トラブル回避の【冬支度・メンテナンス7選】選びました!ぜひ本記事を参考にしてみてください。

しっかり準備して安心・快適な冬のカーライフを迎えましょう!

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エアコンのメンテナンス

エアコンの使用頻度は、年間を通して夏が1番多いです。猛暑日が続く近年、今やエアコンは贅沢品ではなく命を守る必需品となりました。

エアコンが効かないなどの主な原因は“エアコンガスの漏れ”によるものですので、しっかりメンテナスしていきましょう。

クルマのエアコン吹き出し口

①エアコンガスのクリーニング

クルマのエアコンガスは振動や配管の繋ぎ目から自然に漏れていきます。そのままにしておくとエアコンが効かなくなりますので定期的(2〜3年に一度)にエアコンガスのクリーニングをオススメします。

エアコンガスクリーニング…クルマからエアコンガスを回収し不純物と水分を除去。その後、キレイなエアコンガスとエアコンオイルを充填します。オイルにはガスの密封作用があります。※充填だけはオススメしません。

カーディーラー・自動車修理工場・カー用品店・ガソリンスタンドなど各所で施工しています。10,000円程度で作業が可能なので、近隣店舗に一度お問合せください。

酷使した後にしっかりメンテナンスすることで、コンプレッサー等の故障による、高額修理を予防できます。

②エアコンフィルター

最近のクルマにはエアコンフィルターが装備されています。

“クルマのマスク”と言われるエアコンフィルターは、エアコン吹き出し口から出てくる空気中のチリやホコリ・花粉を除去する働きがあります。

クルマのエアコンフィルター
出典:BOSCH

交換しないと目詰まりによる風量の低下や、カビが発生し臭いの原因になります。衛生的にも非常に良くありません

価格は3,000円〜5,000円程で1年・または10,000km毎の交換を推奨します。

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エンジン冷却水(ロングライフクーラント)

夏場はエンジンルームも非常に高温になります。冷却水が入っているサブタンクは半密封ですので、少しずつ蒸発ししていきます。

冷却水がサブタンクの規定値に入っているかしっかり確認が必要です。少ないときは専用の補充液を入れましょう。緊急性がない限り、水道水などは入れないで下さい。

エンジンルーム

エンジンの冷却水は赤・ピンク・緑・青とさまざまです。自分のクルマの冷却水がわからない場合は詳しいお店のスタッフにお尋ねください。

大きく減少している場合は漏れも可能性あるので、その際は早めの整備を

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デフロスターとデフォッガー

デフロスターとデフォッガーは日中の寒暖差や湿気により、内側ガラスの曇りとりや霜が降りたときに使用する装置です。主にエアコンパネル周辺にボタンがあります。

デフロスターのはたらき

デフロスターはフロントガラスに風を当て、曇りを除去します。エアコン(A/C)も併用すると除湿作用により更に効果的。温度設定で温風にすると霜取りとしても使えます。

デフロスター
デフロスター
デフォッガーのはたらき

リアガラスにプリントされた電熱線を温め、曇りを除去します。高温になるので霜や雪を溶かしてくれる優れものです。

デフォッガー
デフォッガー

作動するか今一度しっかり確認をしてみてください。

デフォッガーは消費電力が大きいので、必要なときだけONにしましょう

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ウィンドウォッシャー液

「ウィンドウォッシャー液?水で良くない?」とか思っていませんか?甘いですよ。

家庭の水回りを思い出してほしいです。気温がマイナスの場合、水道管などに対策をしていないと凍結しますよね?

ウィンドウォッシャー

同じことがクルマにも起きます…水だけ入れておくと凍結します。

最悪の場合、ウォッシャータンクやモーターが破損し修理費用が発生します。

価格は1000円以下であり、通常タイプ・油膜落としタイプ・撥水タイプと用途に応じて使用可能。タンク内のコケの発生も抑えてくれて、地味にありがたいです!

-20℃まで対応している商品もありますので、ぜひチェックしてみてください。

ウィンドウォッシャー液は、他の商品と混ぜないで下さい

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スタッドレスタイヤ

“スタッドレスタイヤ”は今や積雪地域の必需品ですね。

早いところでは9月から店頭に並んでいます。毎年ですが軽自動車やミニバンサイズは需要が多く、売れ切れになりやすいので早めの支度をオススメします。

スタッドレスタイヤ

すでにスタッドレスタイヤをお持ちの方はタイヤの寿命をチェックしてください。

スタッドレスタイヤの寿命

タイヤの保管状態にもよりますが一般的に3〜4年・残り溝50%以下は 要交換です。

※舗装路や雪道も走れるオールシーズンタイヤがありますが…オールシーズンタイヤはアイスバーン(路面凍結)に効果がありませんのでご注意ください。

※滑り防止に1番効果的なのはタイヤチェーン…しかしアルミホイールを社外品に交換していたり、クルマの車高を落としていると取り付け出来ないことがあります。

タイヤを適切に保管することも大切です!

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アンダーコーティング(下廻り防錆)

クルマの下廻り、特にタイヤ周辺やマフラーはサビが発生しやすです。サビは次第に進行していき、マフラー等に穴が開くと車検不適合となります。

クルマの下廻り

特に雪が降ったときは道路に融雪剤(塩化カルシウム)を散布してあります。塩化カルシウムはサビを進行を早めますので、降雪の前にクルマの下廻りを防錆しましょう。

アンダーコーティングは塗装タイプと浸透タイプがあり、価格は5,000円〜20,000円程でしょう。カーディーラー・自動車修理工場・カー用品店などで施工しています。近隣店舗に一度お問合せください。

個人で施工される方にはKUREさんから出ている商品がオススメです。↓

見えないところでサビが進行するって嫌ですよねぇ

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灯火類(ヘッドライト等)

冬になると日照時間が短くなり、暗くなるのが早くなります。必然的にライトの点灯時間も長くなりますので今のうちに灯火類の点検を行なっておきましょう。

クルマのライト点灯

クルマに装備されている主な灯火類

  • ヘッドライト(前照灯)
  • スモールライト(車幅灯)
  • ウィンカー(方向指示器)
  • テールランプ(尾灯)
  • ブレーキランプ(制動灯)
  • バックランプ(後退灯)
  • ※フォグランプ(霧灯)

オートライトが普及してきましたが、日没時は事故が多発しやすいという統計があります。早めのライト点灯を心掛けましょう

日没時は自車の存在をアピールすることが、事故防止になります

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まとめ

では、今回の【冬支度・トラブル回避のメンテナンス7選】のまとめとなります。

しっかりとクルマのメンテナンスを実施して、冬へ備えましょう!

最後までご覧いただきありがとうございます!

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