スタッドレスタイヤなどの、タイヤの交換・履き替えをしたとき
皆さんはタイヤの保管はどうしていますか?
そのまま放置していたり、ビニール袋に入れたままにしていませんか?
タイヤは適正に保管しないと、思わぬトラブルを招いたりタイヤの劣化を進めてしまいます。
本記事にてタイヤの正しい保管方法と注意点を知り、良い状態を保ちしましょう。
タイヤは生モノとも言われます。劣化は極力抑えましょう!
しっかり汚れを落とす
タイヤを保管する前には、付着した汚れをしっかり落とすことで
ゴムの劣化を予防できます。
基本的には水洗いで十分です。ブラシを使用するときは傷つかないように注意して下さい。
洗うときにタイヤの残り溝やキズなども、合わせて確認しておきましょう。
洗った後は、しっかりと乾かすことが重要です!
タイヤの空気圧を下げる
空気圧は100〜150kPa(1.0〜1.5 kgf/cm²)に下げておきましょう。
タイヤ内の空気を少なくすることで、タイヤ表面のひび割れを抑えることができます。
空気圧の減圧が可能なエアゲージが1つあると便利です。
改めてクルマに装着するときは、適正値に合わせることを忘れずに。
クルマの取扱説明書や運転席ドア付近に貼ってある、ステッカー等で確認してください。
タイヤのみなら縦置き
ホイールがついていない場合は、縦置きが基本です。
タイヤのみを横置きで重ねてしまうと、下のタイヤが潰れて変形します。
市販のタイヤラックなどを使用すると、上手に収納できますよ!
ホイール付きは横置き
ホイール付きの場合は、タイヤだけの状態と比べ重量が重くなります。
横置きにするとタイヤの接地面が増えて、タイヤへの負担を分散させ変形を防ぐことが可能です。
※保管のスペース等に制限がある場合、毎シーズンごとにタイヤの履き替えを行なっている環境であれば、経験上どちらでも問題ありません。
カバーで盗難対策と劣化防止
近年、スタッドレスタイヤの盗難が増えています。
理由としてスタッドレスタイヤは通常タイヤより高価であり、持ち主の特定がしづらいのが理由です。現在、金属の買取価格が上昇しているのでホイール付きは更に狙われやすいです。
タイヤカバーは紫外線を防ぎ劣化防止が本来の役目ですが、今は盗難対策としてもカバーをかけることを強くオススメします。
保管してあるタイヤの盗難が増えていると、ニュースになっていました
日陰の涼しい場所で保管
タイヤにとって紫外線は天敵です。ゴムの硬化・劣化を早めてしまいタイヤ寿命が短くなってしまいます。
湿気も影響するので、タイヤを洗った場合はしっかりと乾かします。その後直射日光を避けて、涼しい場所で保管しましょう。
※自宅での保管が難しい場合はカー用品店などの『タイヤ保管サービス』を利用されると、安心です。
タイヤ保管サービスとは
タイヤを取り扱う一部のお店には、お客さまが履き替えたタイヤを保管してくれる有料のサービスがあります。以下のような個人での保管が困難な方に、人気のサービスです。
- 自宅での保管スペースがない
- 重いタイヤの運び出しが大変
- 高価な商品なので盗難が心配
- 良い環境でタイヤを長持ちさせたい
代表的なお店のURL情報も合わせて掲載しておきますので、参考にどうぞ。
まとめ
では、簡単ではございますが今回のまとめです。
今はタイヤも値上がりして、非常に高価になっています。
だからこそ長く使うためにも良い状態をキープして、盗難対策もしっかりしておきましょう!
最後までご覧いただき、ありがとうございました!