ミニバンのクルマをお持ちの方にとってタイヤを購入するとき、今は当たり前のようになっていると思われる「ミニバンタイヤ」
各メーカーもさまざまなミニバンタイヤを発売しておりますが、今回はコチラ!ミニバンタイヤの先駆けであるTOYO TIRE(トーヨータイヤ)からトランパス mp7のご紹介をさせていただきます。
今回のタイヤは私のクルマにも実際に履いておりますので、リアルな感想も参考になればと思います。
トランパス mp7の良いところ
ふらつきにくく直進安定性がある
ミニバンは車の高さ「全高」が約190cmほどあり、3列シートになるとクルマ全体の長さ「全長」も長くなります。
バスほどではありませんが非常に不安定な状態になりやすい傾向があり、さらにミニバンは風や路面の凸凹などの影響も受けやすく車体がふらつきやすいです。
mp7はタイヤの外側(OUT SIDE)に高剛性ブロックを採用し、ふらつきを抑制しています。無意識におこなっているハンドルの修正舵も少なくなりラクに運転できます。
私のクルマでもハンドル修正舵が明らかに少なくなりましたよ
ウェット性能がさらに向上
前作の「mpZ」との比較データですが以下の条件にて制動距離が8.7mも短縮!
- ミニバン 2名乗車 ウェット路面 水深1mm
- 速度100km/h→0km/h までの制動停止距離を計測
平均データでは前作のmpZが制動距離59.7mなのに対し、mp7は51.0mと大幅短縮!
雨の日は視界も悪く危険も多いです。万が一の時にも衝突を回避できたり被害の軽減にも効果があることが認められています。
雨の日の不安が少しでも減るのは嬉しいですよねっ
お家芸のロングライフ性能
トーヨータイヤはシリーズ全体的に「ながもち」
これは交換時期を迎えたさまざまなタイヤをチェックしての率直な感想です。
前作のmpZも偏摩耗しているタイヤはほぼ見かけずライフ性能は優秀でした。今回のmp7は路面に直接触れるタイヤの接地面を見直し偏摩耗性能を向上。
さらに新配合のスーパーグリップコンパウンドにて前作をも凌ぐ耐摩耗性を確保してます。
タイヤは大きな出費なので、ライフ性能もしっかり見定めましょう!
トランパス mp7のタイヤラベリング
まず、ラベリング制度とは何?
消費者に対して分かりやすく、より適切な情報提供を行うことを目的として、2010年1月より運用しています。
グレーディングシステム(等級制度)に基づき「転がり抵抗性能」と「ウェットグリップ性能」の等級分けを行ない、ラベル表示するよう業界自主基準として策定した制度です。
日本自動車タイヤ協会より引用
つまりタイヤの性能を全メーカーが統一規格でランク付けして、消費者にわかりやすく情報提供していることです。
- 転がり抵抗性能は低燃費に貢献し【AAA】が最高ランク
- ウェットグリップ性能は滑りにくさに貢献し【a】が最高ランク
トランパス mp7のランクは?
タイヤサイズによって異なりますがmp7は下記のような性能になっております。
主要サイズはウェットグリップ性能Aランク表示
実際に乗ってみた感想
以前、私のクルマにはミニバン専用ではないタイヤが装着されていました。
とは言っても国産メーカーのタイヤであり、ウェット性能は悪くなく価格帯はmp7より上のタイヤでした。しかし今回、mp7を履いて1番感じたことは「運転がラク」ということです。
毎日バイパスを使って通勤しますが、車体の揺れが少なくなりビシッ!と真っ直ぐ走るぞとクルマから伝わる感覚です。
高速域でのロードノイズや微振動も以前より抑制されいて内装のビビリ音がなくなりました。逆に停止寸前のブレーキング時にはノイズがあるように感じました。
あとは他メーカーのミニバンタイヤに比べ少しお値段が安かったのも魅力的でした。クルマにもお財布にも優しいmp7です。
まとめ
では今回の【トランパス mp7】をまとめると
- 直進安定性が素晴らしく運転がとてもラク
- ふらつきにくくロードノイズも少なく車内快適
- 前作mpZよりウェット性能も向上
- お家芸「ロングライフ性能」はさらに向上!
- ミニバンタイヤの中でもリーズナブル
価格も性能もどちらも大事と言う方にピッタリのミニバンタイヤです!以上、実際に履いてみた感想も取り入れてのご紹介でした。
最後までご覧いただきありがとうございます!